大学受験数学は足し算じゃねー。アマチュアの出る幕じゃねー。【千葉県習志野市の東大・東工大・医学部・難関私立大学の専門予備校塾数学塾無双】

2022/01/03

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大学受験数学を語ろう。

もうすぐ共通テストだ。それは、競技が違うのでここでは省こうと思う。センター試験が形を変えて、やりにくくなっているが、あれは最高峰ではない。アマチュアレベルの大学受験数学だ。練習すれば、80%の点数は取れる。

だから、ユーチューブとかで『センター試験数学を40分（通常は60分）で満点取れる』とかの自慢話のネタになることが非常に多いが、「ハイハイ…」という感じだ。素人はアレに騙される。こんな自慢は、ゲームセンターにあるパンチングマシーンのパンチ力の数字だけで俺は強いんだと周りに誇示している（格闘技になるとボコされる）この私みたいなものである。

プロのリングは国立の最難関２次試験だ。おそらくT V放映もありそうだ。共通テストを軽視しているわけではない。練習に練習を重ねる必要があることは間違いない。ただ、アマチュアの大会は形式の練習を何度もし、体重（コンディション）を整えていけば、ある程度の成績は残せるものだ。但し、数学は共通テストの教科の中でも最も難しい部類にはなると感じている。

個人的な感想ではなく、共通テストを作る過程で、プレ模擬試験などを開催しても平均点が他教科に比べ著しく低く、作成者の頭を悩ませた事実があることをここで断っておく。

ここで国立２次試験の数学の話に戻そう。単元別に、整数を強くすれば、複素数を強くすれば、微分積分を強くすれば、単に点数を上がるという、足し算的な話ではない。

結局は、２時間30分や３時間という試験時間中、ずっと頭を回し続け、プレッシャーに耐えながら、解答を正確に作っていくことが最も求められるスキルであり、そのスキルが得にくいスキルであるといっても過言ではない。

素人には無理だ。しかし、君たちファイターなら必ず得られるスキルだ。もちろん、単元別に鍛えることは最低条件だ。総合格闘技をやる上でパンチはできるが寝技ができない選手が日本トップレベルになることはおそらくない。それと同じだ。

しかしやはり、アマチュアとプロの一番の違いは先程申し上げたスキルだ。それを得るには、ハイレベル数学を手を動かして、毎日毎日練習していく以外他に無いのである。それを無視していては、試合で戦いぬく技術や持久力（頭脳）は得られない。しかし、裏を返せば、それを地道にし続けることが日本トップクラスの戦いに勝利できる唯一の道である。

いよいよ2022年が始まった。

ここからが一番伸びる時期だ。

立ち上がれ！世界の未来を担う若きファイター達よ。

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