記述答案の書き方(重要)【千葉県習志野市の東大・東工大・国立医学部・難関私立大学の専門予備校塾 数学塾 無双】
東大・東工大・国立大学医学部etcを目指す生徒のための数学塾 無双です。 千葉県習志野市にある少人数制の予備校です。よろしくお願いします。
今日は、真面目に 記述答案の書き方 について説明していこうと思う。
それにまつわる本なども多数出ているが、ボリュームがありすぎて読んでいられませんと言う方は下記に掲載したことを守ってほしい。
記述答案の書き方を言及していくと、注意点は数多く存在するが、本番直前だとして、何を最優先に気をつけるべきかと言う視点で記した。
そもそも記述答案の書き方を一言で言えば、「解答の方針と解答の手順が採点者にわかること」である。そして、それよりも何よりも証明問題でなければ、「正解をしっかり出すこと」が一番大事であることを忘れずに。
では記していく。
① 「止めを意識して」数字を書く。これを丁寧に書くと言う。
特に0や6の違いが採点者にわかるように。vやuなども。
(採点者が読めないと、減点どころか、点数が入らないこともある。)
② 改行を意識する。また、改行をした時には、=を揃える。(あくまでこうした方が良いと言うだけ。)
=x -5-(7+6)
=x -5-13
=x -18
③ 判別式Dについて。
「…①の式の判別式をDとすると、」と一言断ってから使用する。
④ 句読点、改行を使う。
例えば、
S1=1のときa1=1であるそしてSn―Sn -1=anよって… と書くと、 採点者はうんざりする。
なので、こう書く。
S1=1のとき、a1=1である。
そして、Sn―Sn -1=an
よって、… と書くと「分かりやすさ」に繋がる。
(採点者に伝わらなければ、減点対象になるので注意。)
⑤ 条件pやqに対して、「p⇔q」は、「pならばq」かつ「qならばp」を意味する。
=と⇔は、同じではない。しっかり区別する。
X -3=0⇔X=3はOK。 X−3⇔0はOUT。
⑥ 証明問題でなければ、「答案の書き方」よりも「正解となる値を出すこと」を最優先。
ただし、証明問題や求値問題の過程は、「前から読んでも、後ろから読んでも意味が通っている」ように書く。
(人はそれを論理的と呼ぶ。)
⑦ 文字を新たに登場させる時は、必ず断りを入れる。
F(x)=…とすると、 などもそうである。
図や表を活用するときも、簡潔で良いが、自ら設定したものに関しては断りを入れる。
以上、これらに注意して採点者(人間)の方に伝わるように書く。
受験までまだ時間があるよ!って方は、上記の事を守りながら、答案作りを日々練習の中で意識していくことが上達の術である。それと余談ではあるが、数学の力がある程度ついていくと、記述答案の書き方はある程度自然に身に付くはずである。その上で注意すべきことは、上記のことだと思い、本日はそれを記した。
我ながらこれほど、記述答案について、無駄を削ぎ落とし、スッキリ、はっきりとポイントを書いたことにアッパレである。
千葉県習志野市の東大・東工大・国立医学部・難関私立大学の専門予備校塾 数学塾 無双でした。
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